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歌舞伎役者尾上松也プロフィール紹介!新作歌舞伎刀剣乱舞を初演出

歌舞伎

新作歌舞伎「刀剣乱舞」三日月宗近役の尾上松也さん。

歌舞伎以外でも、ドラマや映画、ミュージカルなど幅広く活躍されています。

今回の新作歌舞伎「刀剣乱舞」では、演出も手掛けたそうです。

そんな尾上松也さんのプロフィールを紹介します。

尾上松也プロフィール

本名  井上 龍一
生年月日  1985年(昭和60年)1月30日 38歳
出身地  東京中央区
身長  178㎝
屋号  音羽屋(おとわや)

父親は歌舞伎役者 六代目尾上松助さん、母親は元新派女優の河合盛江さんです。

1999年5月、お父さんの松助さんの襲名披露の舞台に「伽羅先代萩」の鶴千代役で初舞台を踏みました。松也さんはこの時5歳。

子役時代から多くの舞台に立ち、10代後半から20代前半は松助さんが所属していた七代目尾上菊五郎率いる菊五郎劇団で活躍しました。

2005年松也さんが20歳の時に父親の松助さんが59歳で他界され、一門を背負うことになりました。

後ろ盾がなくなった松也さんは、一門を守り抜くために、まずは歌舞伎以外のところで認めてもらい、そのあと歌舞伎の舞台で役をもらうということを考え、名をあげあることに専念していたそうです。

数々のオーディションを受けながら、歌舞伎の自主公演「挑む」も始めました。

自主公演は最初のうちはお客様が少なく苦労しましたが、4回目にしてチケットが完売して、ようやく手ごたえを感じられるようになったそうです。

くじけずに頑張れたのは、猿之助さんの「継続は力なり」という言葉と周りで支えてくれた人、応援してくれた人への感謝の気持ちと意地でした。

新春浅草歌舞伎リーダーとして

新春浅草歌舞伎は、若手の歌舞伎役者の登竜門として知られています。
普段はできない主役であったり、役を演じることによって、自己研鑽を図る場所です。

松也さんは2015年1月の公演から年長者としてリーダー役をつとめ、若手役者とともに舞台を作り上げています。最近の演目を紹介します。

2019年1月 第一部 戻駕色相肩、源平布引滝 義賢最期、芋掘長者
第二部 寿曽我対面、番町皿屋敷、乗合船恵方萬歳
2020年1月 第一部 花の蘭平、菅原伝授手習鑑「寺子屋」、茶壺
第二部 絵本太功記「尼ケ崎閑居の場」、仮名手本忠臣蔵「祇園一力茶屋の場」
2023年1月 第一部 双蝶々曲輪日記「引窓」、男女道成寺
第二部 傾城反魂香、連獅子

 

若い方で歌舞伎に興味を持った方は、新春浅草歌舞伎がおすすめ。自分に近い年代の人が出演されるので、演者に興味を持てるかも!

古典、舞踊の演目が中心で、王道の歌舞伎を観ることができます。

 

 

芸歴の長い役者さんが出てくると雰囲気がガラッと変わるのがわかります。

舞台がしまるという感じなのかな。

佇まいというか存在感というのか、すごさを感じます。

 

新作歌舞伎刀剣乱舞演出者として

松也さんは、2021年の自主公演で上演した「赤胴鈴之助」で企画に携わり、演者として舞台に立つ時とは違う達成感を感じて、新作歌舞伎「刀剣乱舞」の企画立案と演出に名乗りを上げたそうです。

古典歌舞伎の要素をしっかりとりいれた舞台で、最新技術をできるだけ使わない生の舞台を演出予定です。

歌舞伎特有の演出が、どのように使われるのか楽しみです。

まとめ

尾上松也さんのプロフィールを紹介しました。いかがでしたでしょうか。テレビ番組で拝見する限り、とても明るくて楽しい人というイメージですが、苦労もされていたんですね。

歌舞伎以外のミュージカルや映画やドラマでの役作り、新春浅草歌舞伎や自主公演の企画など多くの経験を積んだうえでの、今回の作品新作歌舞伎「刀剣乱舞」。

若手の役者さんも多く出演されていますし、舞台のセットも含めて、演出がどのようになるのか楽しみです。

 

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