姫路市といえば、国宝姫路城ですが・・・
姫路城はもちろん行くとして、他に行くところないかなと探したところ、西の比叡山とよばれる書写山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)という場所があることを知って出かけてみました。
この圓教寺は、大河ドラマ軍師官兵衛や、ラストサムライの撮影も行われた場所です。
駅からバス、ロープウェイを乗り継いでいざ圓教寺へ!
圓教寺への行き方
姫路駅から神姫バスにのり、書写山ロープウェイ(終点)で下車。
ロープーウエイで山上駅へ。歩いて圓教寺をめぐります。
※圓教寺内を500円で送迎するバスがあります。利用する方も多くいました。
ちょっぴりお得な切符(書写山ロープウェイセット券)
バス往復+ロープウェイ往復料金が1,420円で購入できます。
別々で購入するとバス代(280円×2)+ロープウェイ代往復1,000円=1,560円
ちょっぴりですがお得ですね。購入場所は、神姫バス姫路駅前案内所です。
バスの乗り場は、神姫バス駅前案内所の右前の10番乗り場です。
バスは、ほぼほぼ20分おきに出てます。〇時15分、35分、55分案内所やバス停で確認してくださいね。
バスの乗車時間は25分から30分程度です。
終点の書写山ロープウェイで降りて、すぐのところにロープウェイの乗り場が見えます。
お手洗いもあります。
バスを降りて、ロープウェイの列に並んでロープウェイに乗ります。乗車時間は4分です。
ロープウェイを降りると「ミオロッソ書写」という展望台があり、姫路市を見下ろすことができます。
服装は?
ハイキングのイメージで大丈夫です。
スニーカー、ズボン、帽子、リュック
持ち物は、飲み物、弁当(茶店がありますので、必ず必要ではありません。)
私は、何も考えずにロングスカート、スニーカーで行きました。
特段、問題なかったです。足元はサンダルやヒールは辞めた方がいいと思います。
圓教寺での所要時間
私の滞在時間が3時間位です。人による、見方にもよるのですが、すべて見ようと思うと半日はかかるのではないかと思います。
のんびり自然に癒されながら1日過ごすこともできそうです。
圓教寺内をバスで移動して摩尼殿と三つのお堂だけ見るのであれば、1時間強の滞在時間で済むと思います。
圓教寺の志納金(拝観料)
中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料です。
志納金を支払う場所で、特別志納金500円、圓教寺内(志納所前~摩尼殿下)のバスに乗るかどうか聞かれます。
摩尼殿まで徒歩20分かかります。敷地が広く歩くので、歩くつもりで来ていなければ、バスに乗るのもいいかもしれないです。バスの場合仁王門は見ることができません。
※志納所においてあるウオーキングマップは自分のいる場所を知るのにかなり役立ちます。
圓教寺みどころ
さすが西の比叡山と呼ばれるだけあって敷地が広く見どころも多いです。自然に囲まれて全体が癒し空間です。
仁王門
江戸時代初期の建物です。両側には仁王像が安置されています。
「三間一戸の八脚門」という日本の伝統的な門の形を受け継いだものです。
摩尼殿(まにでん)
京都清水寺と同じ懸造り(かけづくり)でできています。通常は非公開ですが四天王像が安置されています。
三つの堂
この三つの堂でラストサムライや大河ドラマ軍師官兵衛が撮影されました。
常行堂(じょうぎょうどう)
本尊は阿弥陀如来で、常行三昧といわれる天台宗の修業の一つを行うお堂。
常行三昧は、7日ないし 90日を期限として行われ,阿弥陀如来像のまわりを歩きながら,その名を称えて阿弥陀仏を念じる修業です。
食堂(じきどう)
室町期に後白河法皇の勅願により創建されました。修行僧の寝食のためのお堂です。
大講堂(だいこうどう)
開山堂
江戸初期の開山堂建築の代表作。軒下の四隅に左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻があります。
北西の隅は重さに耐えられなくなって逃げだしたという伝説があります。
※左甚五郎は、日光東照宮の眠り猫を掘った伝説的な彫刻職人です。
力士の彫刻探してみてくださいね。いない所は見えにくいので少し移動しました。
圓教寺で体験する?
圓教寺では、様々な体験が用意されています。
座禅や写経で気分がリフレッシュできます。
予約や詳細は、電話079-266-3327でお問い合わせください。
一日修行体験
月1回 9時30分から受付、10時から16時30分 5000円
昼食をはさんで、座禅、写経を行います。
坐禅体験
毎月第3土曜日 11時から 無料・予約不要
写経体験
食堂で随時受付
・般若心経 1,000円(およそ1時間)
・延命十句観音経 500円(およそ20分)
・花びら写経 300円(およそ10分)
私が行ったときは常行堂で行っていました。
チームラボの展示があるからかな?
書写名物かわらけ投げ
ロープウェイを降りたところにあるミオロッソの一角にかわらけ投げの案内があります。
願いを込めてかわらけ(素焼きの皿)を投げます。すっきりしそうですね。
まとめ
圓教寺は、西の比叡山と呼ばれる広い敷地の見どころ満載のお寺です。
ドラマの撮影も数多く行われていて、写経や座禅などの体験もできる癒し空間です。
姫路に行く機会がありましたら、ぜひ出かけてみてください。
コメント