長崎県にある(通称)軍艦島(正式名称)端島へ行ってきました。この島に5,300人の人が住んでいたというのは驚きでした。帰りの船で見た映像は、当時の人々の暮らし、繁栄、炭鉱で働く人の様子と人がいなくなった島の様子を交互に見ることができて興味深いものでした。
さて、軍艦島へ行くにはツアーで行く必要があります。運航会社は数社ありますが、私が行ったのはシーマン商会のツアーです。
1カ月前にチェックした時は満席で、行けないかなと思っていましたが、毎日ホームページをチェックして、10日前くらいに空席が出て予約ができました。
キャンセル料の関係かなと個人的には思いますが、行きたい方はマメにホームページをチェックしてくださいね。
軍艦島へ行くツアー会社 5社
・(株)シーマン商会 Tel.095-818-1105
・やまさ海運(株) Tel.095-822-5002
・軍艦島クルーズ(株) Tel.095-827-2470
・軍艦島コンシェルジュ Tel.095-895-9300
・第七ゑびす丸 Tel.090-8225-8107
えびす丸は漁船のようなので、他のツアーとは少し違った醍醐味があるかもしれませんね。
料金+上陸料 | 午前 | 午後 | 所要時間 | |
シーマン商会 | 3600円+310円 | 10:30 | 13:40 | 2時間30分 |
やまさ海運 | 4200円+310円 ※早割り料金あり 20日前3400円~ HP確認してください |
9:00 | 13:00 | 2時間30分 |
軍艦島クルーズ | 3600円+310円 | 9:10 | 14:00 | 3時間程度 |
軍艦島コンシェルジュ | 5000円デジタルミュージアム見学付+310円 | 9:00出航は10:30頃 | 10:30~受付対応 出航は13:40頃 |
4時間程度 |
第7えびす丸 | 利用人数により 3150円~24000円+310円 |
10:00 | 15:00 |
出航時間の前に受付時間が設定されています。計画するときは受付時間を確認してください。
ツアーの内容は各社様々です。
詳細は各ホームページで確認してください。
シーマン商会のツアー
さるく号で軍艦島まで行きます。受付は常盤2号浅橋です。ピンクののぼり旗が目印です。最寄りの電車の駅が大浦海岸通です。
船員さんによると座席は右側の方が説明する箇所が多いそうです。また、船に弱い人は後ろの席の方がいいそうです。
長崎港を出発し、長崎港に停泊している船、造船所、橋、島についてなど様々なことをガイドしてくださいました。
是非、ご自身で行って聞いてくださいね。へぇーなるほどと思うこと沢山ありました。
軍艦島が見えると、建物の説明があります。デッキへ出て写真の撮影する時間もとってありますので記念撮影もできますよ。船員さんも撮ってくださいます。
一旦席に戻り、長崎市から上陸の許可の確認を待ちます。以下が上陸の基準になります。
【 端島見学施設利用基準 】
1.伊王島沖に設置された波高計の測定値が0.5メートルを超えるとき
2.許可事業者の船舶に設置された風速計の測定値が、端島周辺海域において5メートルを超えるとき
3.視界が、端島周辺海域において500メートルに達しないとき
シーマン商会ホームページより引用
上陸の許可がおりましたとのアナウンスがありました。思わず拍手してしまいました。
見学広場が3か所設けてあり、それぞれ説明してくださいます。世界遺産に認定されている場所、お風呂、アパートなどなど。過酷な労働環境だったんだなと感じました。
最後は、全員で記念撮影をして船に乗り込みます。全員の写真はシーマン商会のスタッフブログのところにあります。ぜひ様子をご覧くださいね。
帰りの船の中で軍艦島の当時の映像を見ることができました。半分は心地よい眠りに包まれていましたが・・・。
まとめ
シーマン商会のツアーでは、石炭と軍艦島上陸記念証明書をいただきました。もちろん軍艦島のパンフや飴玉なども受付時にいただいています。
テレビで見たことがあった軍艦島を目の前でみて、とても不思議でした。ここに人が住んでいて、とても繫栄していた場所。
働く環境はすごく過酷で、海面下1キロメートルの地点まで坑道は続いて勾配があり、気温は30度、湿度95%、ガス爆発などの危険性もあって日々そうした危険と隣り合わせで仕事をしていたとのことです。
いつ、この景色がみれなくなるかわからないです。次に行ったときはアパートが崩れてないなんてこともあるかもしれないですね。
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