2024年パリオリンピックで活躍しているレスリングの藤波朱理さん。
金メダルが期待大ですね。楽しみです。
藤波朱理さんの屈託のない笑顔はほんとに可愛いですよね。
俳優の古川琴音さんに似てるという声もありますよ。
その可愛さと裏腹に2023年の世界選手権で優勝し、オリンピックの予選でも勝利し、公式戦連勝記録(2024.8.8現在136連勝)を伸ばしていて、まさに可愛さと強さを兼ね備えた最強女子と言えますね。
この記事では、そんな最強女子藤波朱理さんについて紹介します。
行ってきます!✈️🇫🇷 pic.twitter.com/mfc5Cond40
— 藤波朱理 (@akarifujinami) August 2, 2024
藤波朱理さんのプロフィール
最初に藤波朱理さんのプロフィールを紹介します。
- 生年月日: 2003年11月11日生まれ(19歳)
- 身長: 164cm
- 三重県四日市出身
- レスリングの階級は53㎏
藤波朱理さんのお父さんの俊一さんがコーチを務めています。
お父さんの俊一さんは1988年のソウル五輪代表候補でした。
また、朱理さんのお兄さんの勇飛さんはは2017年の世界選手権フリースタイル74㎏級で銅メダルを獲得していて、現在総合格闘家として活躍しています。
最強一家ということですね。強いはずです。
レスリングをはじめたのはいつ?
国体優勝経験のあるお父さんや、お兄さんの影響を受けて、4歳の時にレスリングを始めました。朱理さん自身は、小さなころのことはあまり覚えていなくて、いつの間にか始めていたというので、育った環境が大きく影響していますね。
子どもを育てる環境ってだいじなんだなと改めて思います。
うちんとこの子は平々凡々な子どもです。
中学時代の成績は?
藤波朱理さんは、中学時代に四日市市立西朝明中学校に在学しました。
中学1年の際、ジュニアクイーンズカップ中学生の部40kg級で優勝の実績を持っています。
また、3年生の時には、アジアカデット選手権、U15アジア選手権、そして世界カデット選手権でも優勝を成し遂げました。
成績だけをみると無敵と思えますが、決して順風満帆ではなかったのです。
なぜなら中学生の大会では学年が上の選手とも戦うことがあり、中学生の頃の1年、1歳の差は大きいことから、準優勝や3位といった成績で終える大会が続いていました。
しかし、朱理さんは、勝てなかった相手がいたからこそ、どうしても勝ちたいと思い練習に励みました。その勝てなかった相手に勝てた時に、自信を持つことができました。
タフな精神力で、努力家なんですね。かっこいいです。
尊敬します
高校時代の成績は?
2019年にお父さんが指導する三重県立いなべ総合学園高等学校へ進学しました。
1年生の時にインターハイで優勝し、さらにクリッパン女子国際大会カデットの部では3連覇を成し遂げました。
2年生の時には、全日本レスリング選手権大会に初出場で優勝しました。
3年生の時にはジュニアクイーンズカップジュニアの部で優勝。
全日本選抜選手権では準決勝で元世界チャンピオンの奥野春菜さんを破り、決勝で入江ななみさんをも破って初優勝を果たし、世界選手権代表に選出されました。
世界選手権では、対戦相手に1ポイントも与えず、全試合をテクニカルフォール勝ちで制し、優勝の栄冠を手にしました。そして、全日本選手権でも2連覇を達成しました。
凄い成績を残していますね。レスリングの申し子と言っても過言ではありません!
大学~現在までの成績
2022年4月、日本体育大学に進学しました。
進学直後の試合、ジュニアクイーンズカップジュニアの部での2連覇しました。アジア選手権でも見事優勝しました。
そして、6月の全日本選抜選手権では、元世界チャンピオンの奥野春菜さんを破り、大会2連覇を達成。
この快挙により、オリンピックチャンピオンの吉田沙保里さん、伊調馨さんに続いて、連勝記録を100にまで伸ばしました。その実力が認められ、世界選手権代表にも選ばれました。
さらに、全日本学生選手権には1階級上の55㎏級で出場し、見事に優勝しました。
9月の世界選手権では、左足リスフランじん帯損傷のため大会を回避しましたが、12月の全日本選手権では奥野春菜を圧倒し、優勝を飾りました。
2023年に入っても、その輝きは衰えません。
2月のザグレブ・オープンでは、東京オリンピック3位のモンゴルのボロルツヤ・バトオチルを破り、無敵の戦いを繰り広げ優勝しました。
3月のダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会でも優勝し、4月のアジア選手権でも全試合を無失点のテクニカルフォール勝ちで優勝しました。
さらに、6月の全日本選抜選手権でも準々決勝でオリンピックチャンピオンの志土地真優に圧倒的なフォール勝ちを収め、決勝まで進み、至学館大学2年の清岡もえを10-0のテクニカルフォールで破り、吉田の119連勝を超えて、なんと122連勝という偉業を達成しました。
これにより、世界選手権の代表に内定しました。
しかし、世界選手権では苦戦もありました。準々決勝で世界ランキング1位のエクアドルのルシア・エペス・グスマンに7ポイントも取られましたが、16ポイントを取った後にフォール勝ちしました。
決勝では元世界チャンピオンで中立選手(AIN)名義で出場したベラルーシのワネサ・カラジンスカヤを10-0で破り、世界選手権2度目の優勝を果たし、連勝記録が127となりました。
さらに、この優勝により、パリオリンピック代表に内定しました。
パリ五輪は公式戦連勝記録を133まで伸ばして予選を迎えました。
パリ五輪では、予選を勝ち抜き記録は136。あと1勝で金メダル!頑張れ!
凄すぎて、何も言うことがありません。
まとめ
コメント