仕事の都合で3カ月東京に暮らすことになり、職場に近いことから選んだのは浅草でした。何も土地勘もない私が、インターネット上で検索して、内見することなくマンスリーマンションを契約し、実際住んでみて、ウィークリーマンションを選ぶときにもっと重要視した方が良かったと感じたことや、浅草に住んでみての感想を記事に残したいと思います。
マンスリーマンションを探す
50歳の挑戦で、以前からやってみたい仕事の面接を受け合格、東京で3カ月暮らすことになりました。観光で東京にはいったことはありますが暮らすというのは初めてでした。そして一人暮らしも初めてでした。
現地には行けない
田舎から東京に出るのに交通費がかかるので、そうそう現地には行けません。内見するのがいいことはわかっているのだけれど、短い期間であること、いただく給料を考えてみてもプラスにはならないのでネットで探すことにしました。
ただし、内見は、自分が住む前に他の人が借りている場合があり、内見できないことも多いようです。住みたいアパートを決めて、気になることは、電話やメールなどで質問するということになります。
ネットで探すのに重要視したこと
自分が重要と思うことに優先順位を決めました。
1.住む地域 2.賃貸料(初期費用含む) 3.家具・家電 4.光熱水費 5.何階に住むのか
他にもセキュリティ、築何年か、部屋の広さ、ユニットバス、Wi-fi、買い物できる場所があるのか、治安はいいのか等考えるときりがないですね。
自分の好みで優先順位を決めましょう。
1.住む地域(場所)
最初に決めたのは住む場所です。私の場合は勤務地一択でした。朝の移動時間の満員電車が恐怖ということ。路線も詳しくないから、電車が止まったら出勤できなくなりそうなことなどで、徒歩で通える範囲にしました。
他に探し方というと、自分の憧れの街というのもありかもしれませんね。
電車1本で通える範囲ということも考えました。田舎者は電車の乗り換えも苦手なんです。
2.賃貸料
1番に考えたいことでもありますが、安いだけで選択すると、駅からも遠くて、勤務地からも遠くてということになる可能性もあるので気を付けてくださいね。
最初は、10万円以内で探しました。何件かあったので、期間を入れて問い合わせをするのですが、その期間は空いていませんということばかりでした。そんな簡単にはいかないですね。
また、月額の賃料が安いと思って見積もりを取りましたが、諸費用込みになると安くない金額になりました。気になったところは見積もりを取りましょう。
どこまで出せるのか、よく考えて、諸費用込みで出せる上限を決めて探しましょう。
ワンルームで諸費用込み、光熱水費込みで1カ月およそ12万円で契約しました。
短期間だし、古くても気にならないのでOKです。
3.家具・家電
家具家電の条件は必ず確認しましょう。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、照明器具、掃除機、電子レンジ、湯沸かしポット、ガス調理器またはIH調理器、Wi-Fi
ベッド、机、いす
食事は外食という人は調理器はいらないかもしれないですし、Wi-Fiもスマホの契約内容によっては必要ないかもしれないです。必要なものをしっかり確認しましょう。
私の場合
Wi-Fiルーターは、別料金で貸し出しでした。
4.光熱水費
賃貸料に含まれている場合と別で支払う場合があります。
賃貸料に含まれている場合は、一定の金額(一人暮らしの平均額)を超えると支払いが発生します。契約の際に上限金額等確認しましょう。
賃貸料に含まれているところを契約しました。
自分はケチケチ生活なので示された金額超えることはなかったようです。請求は来ませんでした。
ただ、自分がどれくらい使ったかもわからないし、もともとケチなので、別で支払った方が費用も抑えられて良かったのかもしれないなと後で思いました。
5.何階に住むのか
1階のメリットとしては、荷物を運び入れるのが楽、賃貸料が少し安い、階下に人がいないので足音などの気兼ねがいらない等あるとおもいますが、覗かれるのではないか、洗濯物も丸見え、防犯上もよくなさそうという点で却下し、2階以上にしました。
実際に住んだのは3階です。
大変だったのは、荷物の運搬です。身一つ、大きなキャリーバック一つで引っ越ししたのですが、エレベーターがないことに合わせて、階段が狭かったので、階段一つ上がるのにかなり苦労しました。大汗かいて、3階の部屋まで行きました。
住む部屋の階数によっては、エレベーターがあるかどうか、階段の幅など引っ越しの際にかなり重要な点になります。
初めての一人暮らし~マンスリーマンションで暮らす~
マンスリーマンション、マンションというと聞こえがいいですが、アパートのイメージです。必要な家電は揃っていました。
50歳を超えていますが、初めての一人暮らしです。
嬉しさで一杯でした。
最初にしたこと
1.掃除 綺麗ですが、これからよろしくという気持ちを込めて軽く掃除しました。
2.荷物の整理 とりあえず、持ってきたものを整理しました。
3.買い物 最低必要なものを買うために、買い物場所を探しつつ、街の様子を楽しみます。
ついでに、職場までどれくらい時間がかかるのか歩いてみました。
Tシャツや靴下、タオルなど、あえて古いものを持っていきました。帰りはごみとして捨てていけば、荷物も減ります。
自治体のごみの捨て方のルールはきちんと守ってくださいね。浅草と自分の住んでるところとは違っていました。
浅草に着いた日の出来事
浅草が下町であることを感じたのが、着いた当日でした。
大きなスーツケースをごろごろ押していて、信号待ちをしているとお年を召したかたが、「旅行荷物大変そうね」と声をかけてくれました。
「旅行ではなくて、浅草で働きます」「どこから来たの」など会話をしながら、しばらく一緒に歩きました。食料品を買うことができるデパートや、公園の場所を教えてくださいました。ほんとにありがたいことです。
「頑張ってね」「ありがとうございました」とお別れし、それ以降会うことはありませんでしたが、本当に嬉しかったです。
食料品・日用品など買い物の場所
浅草は観光地ですが、浅草寺の裏へ行くと人が少なくなるので、ほっとします。
買い物できる場所は、沢山あり、日用品を扱ったOKマートやライフ、100均や八百屋さんも徒歩圏内で行けるので、買い物に困ることはありませんでした。もちろんコンビニもあちこちにありました。
飲食店
沢山あります。何も心配ありませんでした。お値段の高いところは高いけど、安いところも沢山あって、自分の選択次第でなんとでもなります。
浅草を拠点に観光地へ行く
・東京スカイツリー 都営浅草線で押上+徒歩で10分程度。距離はありますが歩いても行けます。
・渋谷 東京メトロ銀座線で乗り換えなしで40分位で行けます。
・日光 東武特急を使って2時間位です。
・歌舞伎座 都営浅草線で東銀座へ20分程度で行けます。
・東京タワー 都営浅草線で大門へ+徒歩35分程度で行けます。
・上野 東京メトロ銀座線で5分程度で行けます。
・東京駅 東京メトロ銀座線で神田へ、JR線で乗り換えて20分程度で行けます。
休みの日は、あちこち出かけました。高尾山にものぼりましたよ。頂上が渋谷駅前並みの混雑で驚きました。
美術館も沢山あるので嬉しいですね。
都会と田舎の違い
・なんといっても、歩く速度が速い。住んでいるうちに足が瘦せました。歩くことで健康になれそうです。
・自転車が多い。気を抜くとぶつかりそうになりました。
・値段の高いものもあれば、安いものもあり。探せば自分に合った生活ができそうでした。
・交通網がありがたい。田舎は電車が1時間に1本程度で、車がないと生きていけないです。
・もっと年を取ったら、田舎ではなく都会の方がいいんではないかなと思いました。お世話にはなっていませんが病院も多いし、飲食店も多くて便利です。
まとめ
マンスリーマンションの選び方や、浅草に住んでみて感じたことをまとめました。
短い期間なので、住みたい場所で住むのもいいし、私のように勤務地で選ぶのもいいと思います。
賃貸料もピンからキリまでありますので、とにかく安いところを探すのか、セキュリティや治安などを考慮して選ぶのかなど、自分の大切にしたいことを優先すると決めやすいかもしれませんね。
荷物を運び入れの大変さはありましたが、住むには何も問題なく過ごすことができました。
そして浅草は私のアナザースカイになりました。そんな場所ができて幸せです。
また遊びに行きたいです。
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