映画「あの花が咲くおかで、君とまた出会えたら」が12月8日(金)に公開になります。
今回この映画のために書き下ろされた福山雅治さんの「想望」(そうぼう)の意味は、慕い仰ぐことや心に思い描いて待つことを意味する名詞です。これは、特定の目標や望みを持ち、それを強く願っている状態を表現する言葉です
原作の小説は、時空を超えて戦時中の日本にタイムスリップすることになった女子高生・百合(福原遥)と、彼女が出会った特攻隊員の優しい彰(水上恒司)の物語です。
福山雅治さんは、長崎生まれで平和への思いも強い方です。実際に映画を観て書き上げ「いま、日々を生きていることの幸せ」を歌で描きたいと思われたそうです。
映画「#あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」
主題歌を担当させていただきます。#福山雅治 #福原遥 #水上恒司#BROS1991@ano_hana_movie pic.twitter.com/m2slNZuCBq— 福山雅治 (@BROS_1991) September 28, 2023
戦争について考えるきっかけとなる歌
戦争の悲惨さは、単に夢や希望を打ち砕くだけでなく、それ以上に「なんでもない日常」を奪い去ることであると成田洋一監督が述べられています。
戦争が人々の生活に深刻な影響を与え、普通の日常の生活が難しくなることを示唆しています。戦争によって、家庭やコミュニティ、平和な瞬間さえも壊され、人々の生活が一変することがあります。
この映画は、単なる恋物語で終わるのではなく、戦争の犠牲者や、戦争を経験した人々、その影響を受けた人々についての感情や戦争への理解を深めるための扉となります。
現在は一部しか聞くことができないですが、それでも映画と楽曲がリンクして、感情移入してしまいますね。
歌から平和を考えること
原作者の汐見夏衛さんは、「想望」の歌詞や物語が彰たち送り出される側の視点から語られていることで、聴くほどに彼らの旅立つ思いが胸に迫り苦しくなるほどだったと話し、また、曲の最後は、空の美しさや明日への信頼、幸せを感じる瞬間を大切にし、その価値は手放してはならないし、大切に守らなければ簡単に壊れてしまうものであるというメッセージが込められていると話されています。
この歌は、特に今の時代において、希望や平和、大切なものを見失いがちな状況において、人々に向けた重要なメッセージを伝えるものとして考えられます。
映画楽しみにしています。
福山雅治さんの優しい声が好きです。
この曲のイントロは、曲の最後のメロディーを逆再生したものだそうです。
曲の中にもめぐる運命、転生など映画にリンクしているんですね。さすがです。
まとめ
福山雅治さんの「想望」は、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌になっています。
「想望」の意味は、慕い仰ぐことや心に思い描いて待つこと。
この映画を通して、戦争について知ることのきっかけとなったり、今、幸せに感じることを大切に守っていくこと、手放してはいけないことを考えることができます。
「想望」は、何気ない日常の幸せ、帰るところのある幸せがメッセージとして詰まっています。映画を観るのとともに歌もじっくり聴きたいですね。
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