恵那峡から見ると、恵那峡ワンダーランドの後ろに大きなオレンジ色の岩が見えます。
あの岩は何故オレンジ色なんでしょう?気になったので調べてみたら、岩に生えているこけの色でした。苔と言えば緑色しか連想できなかったので意外でした。
この岩は紅岩(べにいわ)と呼ばれていて、登ることもできます。
実際に登ってみましたので、紹介します。
岩の色はなぜオレンジ色?大きさはどのくらい?
紅岩は、岐阜県の天然記念物に指定されています。岩のある場所は中津川市の蛭川になります。
このあたりの山は花崗岩が多く、岩にダイダイゴケの一種が寄生しオレンジ色に見えます。
遠くから見ると紅色に見えることから「紅岩(べにいわ)」と呼ばれるようになりました。
大きさは、高さ27.3m 幅18.2mです。
紅岩は登ることが出来ます
実は、紅岩は登ることが出来ます。岩に登る手前が少し大変ですが、岩に登ると恵那峡ワンダーランド、恵那峡、大井ダムが一望できます。
恵那峡から中津川市蛭川(恵那峡ワンダーランド)方面へ行き、恵那峡大橋を渡ります。
少し行くと右側に天祐稲荷が見えてきます。この天祐稲荷から登っていくことができます。
10台程度止められる駐車場があります。
天祐稲荷
天祐稲荷は、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け等できます。
初午大祭、恵那の火祭り(8月第1日曜)、満月の日に満月まいりがあります。
天洞岩という大きな岩があり、満月まいりの日にお参りすると願いが叶うと言われています。
天洞岩の横に月光菩薩も祀られており、月光菩薩の横の道を登ると、狐の祀られたところがあります。
紅岩は登り口から頂上まで 20分程度で登れます
本殿が見えてきたら、階段下の右横の通路を進み、本殿横を通ると紅岩に向かう道があります。
道なりに進めば、間違うことはないと思います。
鉄塔が見えてきたら、鉄塔の左側を沿うように歩いていきます。途中に、大きな岩や面白い形をした岩があります。岩を見るのも楽しいですよ。
紅岩の案内看板があり、いよいよ最後の難関です。かなりキツイ傾斜です。
傾斜になっていて、しっかりとした道がないので、木の根っこにつかまりながら、滑らないように慎重に登らないといけません。
※最後の傾斜の強いところに下記の看板がありました。ダイダイゴケと自分の身を守りましょう。
頂上の風景
登りきると、眼下に恵那峡を見下ろすことができます。
恵那峡から見ると登ってる人はどんな大きさに見えるんでしょう。
残念ながら人が登っている景色はみたころありません。
紅岩の上でゆっくり休んでいると、恵那峡ワンダーランドで流れている音楽が聞こえてきます。
恵那峡遊覧船が、木曽川を進んでいく姿も眺めることができます。
品の字岩や笠置山も見ることができます。
高所恐怖症の方は、無理かもしれないです。
紅岩に登るときの服装・持ち物
・夏場、半袖シャツでも問題ないと思いますが、登るまでの道が草木で覆われている場合もありますので、長袖シャツがあるといいかもしれません。岩の上は強い風が吹く場合もあります。
・ズボン
・スニーカー
・軍手(最後のところで、木の根っこをつかむので汚れますが無くても登れます)
・帽子
・リュック
・水筒、お菓子
まとめ
恵那峡から見えるオレンジ色の岩は、紅岩といい、ダイダイゴケの寄生してオレンジ色に見えることがわかりました。
簡単に登ることもできて、岩の上から見る景色は、恵那峡を見渡せました。
私の場合は、かなり息が切れましたし、足を上げるのが辛いなんてところもありましたが、登ると大変気持ちがいいです。登ってみてはいかがですか。
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